日韓の敬語の違い — 聞き手中心の韓国語と3分類の日本語
どちらも複雑だが構造が異なる
韓国語と日本語はどちらも敬語が非常に発達しているが、敬語の設計思想が異なる。
韓国語:聞き手中心
韓国語敬語の核心は「聞き手を誰と見なすか」だ。同じ内容でも聞き手によって語尾が変わる。
해요体(一般敬語):「먹어요」
합쇼体(格式敬語):「먹습니다」
해体(タメ口):「먹어」
主体尊待(-시-)もあるが、韓国語敬語の最大の軸は聞き手尊待。
日本語:3分類体系
日本語の敬語は尊敬語・謙譲語・丁寧語の3つに分類される。
尊敬語:相手の行動を高める(いらっしゃる、おっしゃる)
謙譲語:自分の行動を低める(参る、申す)
丁寧語:文全体を丁寧に(です/ます)
核心的な違い
韓国語は語尾変化で敬語レベルを調整し、日本語は単語自体を入れ替えることが多い。韓国語「먹다」は敬語でも語尾を変えるだけだが、日本語「食べる」は尊敬語「召し上がる」と単語自体が変わる。
キーポイント
1
韓国語敬語 = 聞き手中心(語尾変化)
2
日本語敬語 = 尊敬語・謙譲語・丁寧語3分類(単語入替)
3
韓国語は6段階、日本語は実質2段階(ます/タメ口)
4
ビジネス日本語が韓国語より敬語の組合せが複雑な理由:謙譲語の存在
ユースケース
ビジネス日韓通訳時の敬語レベルマッチング
日本のドラマ/アニメでの敬語ニュアンス理解